新田の喪主になったらおまかせガイド

2017年08月27日

予算の組み立て方を喪主として知っておこう

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葬儀の見積書には含まれていない費用も多々あります。そこを知らないで見積書を完成させてしまうと、必ず予算オーバーになってしまうので、そうならないために喪主として予算管理のやり方に関して学んでおくことが大事です。

葬儀費用の平均金額は、全国的に見ておよそ200万円ほどといわれており、もし、我が家も平均ぐらいの葬儀をしようということであれば、予算は200万円でと伝えてはいけません。それは、葬儀費用には葬儀社に支払うお金だけで成り立っているわけではないからです。

葬儀社からの見積書の金額は、祭壇や棺、骨壷や生花などの費用になります。そして、見積書の金額以外の追加費用として料理や飲み物、タクシー代などの追加分があります。加えて、お寺によって金額の幅が大きい僧侶へのお布施や親族へのお車代や宿泊費、スタッフへの心づけなどそのほかの雑費なども構成に含まれているわけです。

これらを全てあわせて200万円というのが平均金額ですから、葬儀社の見積もりの金額はもっと抑えておかなければならないことになります。実際には、管理する立場として、見積もりを取る際には120万円まででそれ以上は出せないなどと、少し控えめに伝えることが大事です。

120万円あれば常識的な葬儀の体裁は整います。そして、もしそれをオーバーした見積もりが来た場合には、良い葬儀社であればもう少し削れるところはないかとお願いすれば、その範囲内でバランスを考えて調整してくれます。